職員へのパワーハラスメントが認定された横浜市の山中竹春前市長(54)が、自身の辞職に伴う市長選(10月4日告示、18日投開票)に立候補する意向を固めたことが27日、関係者への取材で判明した。
関係者によると、山中氏は27日までに、出馬する意向を周囲に伝えたという。
7月に公表された第三者調査の報告書で、幹部職員らへの「人間のクズ」「ポンコツ」などの暴言や市長室への出入り禁止など7項目がパワハラに認定された。
山中氏は8月28日に辞職願を提出し、市議会は今月7日の本会議で全会一致で同意した。本会議後、市長選への態度を問われた山中氏は「今後はまだ考えられる状態ではない」と述べていた。辞職後、各党や多くの支援者は他候補の擁立に動いたが、経済界の一部が山中氏を支援する姿勢を見せていた。
山中氏は2021年の市長選で立憲民主党の推薦を受けて初当選。25年は自民、公明を加えた3党の地方組織の支援を受けるなど「オール横浜」体制で再選を果たした。
市長選を巡っては、これまで弁護士の原沢敦美氏(59)▽会社社長の福山敦士氏(37)▽元衆院議員の中谷一馬氏(43)▽共産党神奈川県委員会副委員長の浅賀由香氏(46)▽市民団体代表の藤川祥子氏(51)――が出馬表明している。



