職員へのパワーハラスメントが認定された山中竹春・前横浜市長(54)の辞職に伴う市長選が4日、告示された。来年3月に「国際園芸博覧会」の開催を控える中で混乱する市政の立て直しや、再出馬した山中氏への信任が焦点となりそうだ。18日に投開票される。
午前9時時点で立候補を届け出たのは、市民団体代表の藤川祥子氏(51)▽3選を目指す山中氏▽元衆院議員の中谷一馬氏(43)▽弁護士の原沢敦美氏(59)▽会社社長の福山敦士氏(37)▽建築家の山本理顕氏(81)▽共産党神奈川県委員会副委員長の浅賀由香氏(46)▽――の7人。
自民党、日本維新の会、国民民主党の各地方組織は地元経済界の一部が擁立した原沢氏を推薦し、公明党市議団も原沢氏を支持。参政党は福山氏を推薦し、共産党は浅賀氏を擁立した。立憲民主党は地方組織が中谷氏を支援する。一方、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致反対の立場から山中氏を後押ししてきた港湾運輸業界は引き続き、山中氏を支援する。
山中氏は2025年8月の前回選で自民、公明、立憲の地方組織の支持を受けて再選されたが、今年1月に前人事部長の内部告発でパワハラが発覚。7月に公表された第三者調査の報告書では「ポンコツ」「人間のクズ」といった幹部職員らへの暴言や、人事権の行使を背景にした職員支配などがパワハラと認定され、9月7日に辞職した。



